IMG_2751補正済み明るい横長.jpf

日射のコントロール

これまでの説明でもわかるように、同じひとつの窓でも「冬は日射熱取得/夏は日射遮蔽」というふうに、一見矛盾するような工夫を行う必要があります。こうしたことを実現するためには、季節別・方位別の日射量、窓につける部材(付属部材)の特徴や効果、軒や庇の日射に対する影響、サッシやガラスの仕様による日射への影響などを把握しながら、定量的に(数値で)冬と夏それぞれにどれだけ日射熱が入ってくるかをつかむことが必要になってきます。優れたパッシブデザインの実現を目指す設計者は、こうした計算を行うためのスキルアップを続けています。

日射のコントロール_アートボード 1.png

取得日射熱補正係数(庇の補正係数)が0.65、

窓の日射熱取得率が0.46の場合、

0.65×0.46=0.299となり、

窓の内側には29.9%の日射熱が入ることが分かります。